2005-02-22

産業革命を待ちながら

新聞に取り上げられるというのは本当にすごいもので、2月18日の掲載以来、オリジナルDVDの注文がじゃんじゃん入ってきます。とても喜ばしいことです。DVD作成にはかなりの時間と試行錯誤が必要でしたが、それが無駄にならなかったということですから。

でも、私たちのように小さな組織にとって、大量の注文を捌くのは簡単なことではありません。なにせ人手が足りない。私たちがDVD作成に回せる人材はたったの一人です。しかも、何か大型の機械を使ってガチャンガチャン大量にできあがってくるわけではなく、一枚一枚手作業でマスターDVDからコピーをとっていくのです。それを今回は40枚。家内制手工業にはちと辛い枚数です。

そこで、少しでも作業の足しになればと、大枚はたいて最新のDVDドライブを買ってみました。今までは書き込み等倍速のドライブを使っていましたが、新しいのはなんと16倍速。メディア側の性能にも依存するので単純に所要時間が16分の1になるわけではありませんが、それでもやっぱり早いです。DVD一枚焼くのにかかるのは15分ほど。以前は1時間弱かかっていたことを考えると隔世の感があります。

とはいえ、1枚15分で40枚。全部作るには・・・敢えて計算はしないでおきましょう。涙が出そうなので・・・。山楽舎BEARが家内制手工業から工場制機械工業に移行する日はくるのでしょうか?せめてマニュファクチャくらいまでは行けるといいのですが。

メディアとケースとドライブに囲まれて
・・・これ全部やるの・・・?

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