2005-06-26

花と湿原

来週7月2日(土)の雨竜沼ツアーの下見に行ってきました。絶好の好天に恵まれましたが、なにせ暑い。東京よりも先に真夏日を記録しただとか、沖縄と同じくらいの気温だとか、50年ぶりの暑さだとか言われていますが、この日(6月24日)も登る前から汗だくです。

でも、植物は強い日差しを浴びて、むしろ生き生きした感じがしました。登山口から湿原までの間、かなり多くの花が見られますが、なかでも最も目立っていたのはシラネアオイです。木漏れ日の中に咲く淡色の花が涼しげな印象を与えてくれます。まさに一服の清涼剤。

花々に励まされながら歩を進めいよいよ湿原に到達。登山口からずっと林間を歩いてきて、突然こんなのびやかな景色が広がるのですから、この爽快感は圧倒的なものがあります。しかも、湿原を吹き抜ける涼風がお出迎えしてくれます。強すぎもせず弱すぎもせず、気持ちの良い風が熱を持った体に心地よく、こんな暑い日は下界に下りたくないと思ってしまいます。木道脇にしつらえられた展望テラスで、ぼーっと遠くの山並みを眺めながら、しばし暑さを忘れることができました。

0 件のコメント: