2005-10-06

晩秋プログラム(追加分)

10月後半のオリジナルプログラムが決定しました(詳しくはこちら)。この時期のプログラムは、積雪状況をにらみながらいつもぎりぎりに組まれます。今年も実施2週間前になってようやく決まったわけです。今までのオリジナルプログラムでは行ったことのない山ばかりでいい山ばかりです。

今日はその中の一つ、ユニ石狩岳へと下見に行ってきました。ちょいと肌寒かったものの天気も良く紅葉もよく眺めも良く。楽しんできました。

登山口は1100mほどで、今ちょうど紅葉が見頃といったところです。


朝の光に照らされたナナカマド。



山腹はダケカンバの黄色を主にマツの緑とダケカンバの赤が織り込まれた感じです。青空と白い樹皮がアクセントを効かせています。



ナキウサギの声に耳を傾けつつ、広く明るい沢筋をたどると1時間半ほどで十石峠に到着。十石峠は、標高1500mほどしかない場所ですが、そこからの眺めの良いことと言ったら!特にニペソツが絶品です。今まで色々な方向からニペソツを見てきましたが、ここから見るのが一番きれいな気がします。山頂付近の尖った部分だけでなく、優雅に広がる裾野まで見えるところがお気に入り。



その他の山々もよく見えます。音更、白雲、西クマネシリ等々。十勝三股のカルデラの広がりも絶景です。

峠から見るユニ石狩岳。ユニ石狩岳の山頂まではきつい急登ですが、周りに見える景色を楽しんでいるとあっという間に登り切ってしまいます。


山頂からは360度遮るもののない眺めが広がります。どんな景色が見えるかは、実際に登った時のお楽しみ・・・。



下りは小さい秋を見つけながらのんびりと。ウスノキの赤い実とか。生えたてで小さな小さなナナカマドの苗とか。



今日も好天で良かった良かった。16日(日)の本番も良い天気で展望が楽しめますように、っと。


※最近の研究では、十勝三股盆地がカルデラであると言われているようです。

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