2006-01-31

札幌の雪、大雪山の雪

今日の札幌の雪。スノーシューで歩くとこのくらい埋まる程度です。厳密には「埋まる」という感じではなく、「踏みしめる」というほうが近い気がします。

雪と戯れることを考えると大雪山のふかふかの雪に軍配が上がりますが、距離や標高を稼ぎたいときには札幌の雪の方が適しています。どんな低山といえ、腰までの雪をかきわけて山頂まで登るとなるとかなりの重労働になり、気軽に楽しむというわけにはいきません。ですから、たとえば大雪山でのツアーは登りにロープウェイを使ったり圧雪されたスキーコースを利用して、深雪を楽しむのは下りの時のみというように工夫をしているのです。札幌の場合は湿った雪質を逆手にとって、山頂まで登ったり縦走で繋いだりと、大雪山ではできないようなコースを作ることができます。

大雪山と札幌、同じようにスノーシューで山を歩いていても、両者の性質は全く異なります。どちらがより楽しいのでしょう?答えはもちろん、どちらも楽しい、です。それぞれに独特な楽しさがあります。週替わりで両方楽しんでいる私が言うのですから間違いありません。

大雪山近辺の方、札幌の山の楽しさを体験しに来てくださいね。札幌の方はぜひ大雪山の雪に埋もれに来てください。それ以外の方は、どちらからでもかまいません、是非一度スノーシューで遊んでみることをおすすめします。

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