2006-02-07

札幌の積雪に度肝を抜かれる

開いた口がふさがらない、とはこういうことなのでしょうか。札幌でとんでもないものを見てしまいました。いや、歩いてしまいました。歩道が、歩道が・・・雪に覆われて2mくらいの高さになっていたんです!

冬の北海道で道路脇に寄せられた雪の山を見るのはごく当たり前のことです。除雪されて行き場のない雪は全部道路の脇に積まれます。でも歩道部分の雪はそんなに高くなりません。歩いて踏み固められたり除雪されたりするからです。せいぜい地面からプラス10cmくらいなもの。

ところが、その問題の歩道は、歩道があまりに狭いせいか、はたまた車道の反対側が塀と接しているせいか、車道脇の雪山がそのまま歩道を覆っているのです。その歩道を歩いていると、知らないうちに徐々に標高が上がり、気がつくと向かいのマンションの2階と同じ高さに立っているのです!驚きです。落ち着いて周りを見渡すと、さらに面白い光景が。自分のはるか足下を車が行き交っているのです!ずっと札幌に住んでいましたが、こんなのは初めて。記録的に降雪量が多いのか、単に排雪が追いついていないだけなのか。いずれにしてもすごいものです。

この高い歩道、自分で歩いていても不思議な気分になれること請け合いですが、他の人が歩いているのをちょっと離れたところから眺めると、なお一層奇妙に感じます。だって、いい大人がよってたかって雪山で遊んでいるようにしか見えないんですから・・・

これは、ぜひ写真でお見せしたいですね。今回の在札中に撮れるかなあ。

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