2006-06-23

自然の摂理

雨の中、姿見の池を散策していると、歩道のすぐ脇でぬいぐるみのような子ウサギを発見。のたのたとガンコウランを乗り越えて移動する姿に思わず見とれてしまいます。茂みから頭だけ出したりして。か、かわええ。

そこにもう一匹、キツネもやってきます。人間から餌をもらうことに慣れたキツネとは違い、引き締まっていてなかなか精悍です。きびきびと歩く姿にほれぼれ。

すぐ近くで二種類も動物を見られてツイてるなーと思ったのもつかの間。あれ、あれれ。あなた何をくわえているのですか?

さっきの子ウサギではないですか!・・・なんと衝撃的な結末。

一瞬、「かわいそう」という気持ちが胸をよぎります。でも、このキツネはもしかすると今春生まれたばかりの子ギツネにエサを運んでいるのかもしれません。

ウサギもキツネも生きることに必死で、その結果としてキツネがウサギを補食した。とするとそれは自然の摂理であり、傍観者である人間がどうこういうものではないのでしょうね。

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