2006-12-25

データで見る山楽舎 (6)所要時間

残すところ後2回となったデータで見る山楽舎。何とか年内で終わりそうです。もう少しですのでお相手ください。今回は“所要時間”ベスト5です。

ここでいう“所要時間”とは、よくガイドブックなどに使われる“歩行時間”とは違い、歩く時間だけでなく途中で休憩する時間もお昼を食べる時間も全て含む、登山口を出発してから下山するまでの時間を指します。

では、行ってみましょう。累積標高ベスト5。


2006年夏山ツアーの所要時間ベスト5

順位 

累積標高

ツアー目的地

催行日

11時間15分

愛別岳
(愛山渓から)

8月5日

10時間32分

当麻岳-北鎮岳
(姿見から周遊)

8月26日

10時間25分

美瑛岳-美瑛富士
(望岳台から周遊)

7月30日

10時間23分

十勝岳-美瑛岳
(望岳台から周遊)

9月24日

10時間00分

オプタテシケ2日目
(美瑛富士小屋~オプ~登山口)

8月21日



今年最も長く山中にいたのは11時間15分の愛別岳でした。1日の半分近くを使わなければ行ってこられないのですから、ほんと大変な山です。とはいえ昨年、姿見駅から愛別岳往復した時には11時間30分かかっていますので、それにくらべると若干マシではあります。

第2位は当麻岳-北鎮岳(姿見から周遊)。10時間32分。先日ご紹介したように、今年の歩行距離No.1のコースです。長くて大変ではありますが、雄大な風景を眺められる表大雪きっての名コースと自身を持ってお薦めしておきます。

第3位・第4位は、美瑛岳-美瑛富士(望岳台から周遊)、十勝岳-美瑛岳 (望岳台から周遊)と、どちらも美瑛岳がらみで10時間超。所要時間の差は2分しかありません。

第5位はオプタテシケ山中泊の2日目、美瑛富士小屋からオプタテシケを往復し登山口に帰るコースが入りました。実際には日帰りでも行ける山ですし、ここまでかからずに歩けるとは思います。10時間というのは、山頂での天気待ちとお昼休みに時間をとったためのことです。

個人的には、石狩岳がランクに入ってくる気がしていたのですが、意外と時間がかかっていなかったようです。ちゃんと数字を出してみるのは大事なんですね。

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