2007-02-25

嵐山のエゾリス

嵐山公園センター入り口付近にて。エゾリスが木の枝でなにやら食べていました。この木の根本にエサ台が設けられているので、そこから美味しいものを持っていったのでしょうね。

この後、スノーシューで散策している途中、斜面を駆け回るリスを見ることもできました。足跡もたくさんありますし、リスでにぎやかな嵐山です。

2007-02-22

旭岳三昧

もう絶対天気が良くなることがわかっていたので、今日は始発のロープウェイ目がけて旭岳へと向かいました。北海道最高峰からの景色を久しぶりに眺めるために。

東川町からの旭岳。見慣れた遠望。この辺から「さあ登るぞー」と徐々に気合いが入っていきます。

忠別ダムからの旭岳。やや近づきます。

旭岳温泉への道すがら。秘密の場所からの一枚。どこから撮ったかわかりますか?あまり見ない距離・角度の旭岳です。

ロープウェイ姿見駅から出ると、目の前にどーんと広がる旭岳。何度見ても圧倒されます。冬は特に。今日は噴煙も控えめで山を眺めるには絶好の条件です。

てくてく登って8合目から。6.5合目まではスキーでらくらく直登できました。風で堅く締まった雪にシールがきゅっきゅっと効きます。

9合目上の肩から、山頂への最後の登り。いったいなんという青さでしょう。たまにこんな景色に出会えるから山登りはやめられません。

そして山頂。所要2時間、ちょうど夏の倍かかる計算です。スキーの重さに耐えよくがんばった!感動した。気温は-12.8℃。さすが2290mの山頂、暖かな日でもこの気温。

山頂からの風景1。山頂から爆裂火口を見下ろす。高度感にがくぶる。

正反対を向いて白雲岳。

右向け右でトムラウシ。

ほとんど春のような陽光を総身に浴びて、久々快晴の山を堪能してきました。例によって下りはスキーですいーっとな。

ほんとに2月?

暖冬・少雪とさんざん言われていますが、今日も異常なほど暖かい一日でした。旭川の最高気温は6.5℃で、これは4月初旬並。まだ2月だというのにこんなに暖かくていいのでしょうか。

あまりに気温が高いので、標高1100mの旭岳温泉でも道路上の雪が溶けて無くなる始末です。

午後3時、東川中心部にて。7.3℃でした。暖房を切った車の中にいてもぽかぽか暖かく、気持ちよく昼寝できるほど。

明日は明日で、最高気温9℃・最低気温1℃ととんでもない予報が出ています。最低気温が氷点下にいかないなんてもはや暖“冬”ですらなく、春そのものです。

こんな2月は今まで記憶にありません。困ったものです。

2007-02-20

日本の秘境と仙境

以前もお伝えしましたが、佐久間と私がひっそりと出演しているDVD「日本の秘境と仙境」が発売となっていたようです。

詳しくは、こちらをご覧ください。サンプル動画もあります。

全10巻のセット販売となっていますので少々お高くなりますが、ご興味をもたれた方はぜひ。

2007-02-18

ネット環境に復帰

札幌でスノーシューツアーを行うため、しばらく旭川を離れていました。その間ネット環境がなかったため更新が滞っていましたが、たった今、晴れてオンラインに復帰です。数日分をさかのぼってアップしておきます。

2007-02-17

不都合な真実

地球温暖化問題に取り組む政治家・元米国副大統領アル=ゴア氏の活動を追ったドキュメンタリー映画『不都合な真実』が旭川のディノスシネマズ旭川で3月24日から公開される。
この冬の不気味な暖冬を気にかけている方には、地球の今後を考えるために、ぜひ見ていただきたい映画だ。

スノーシュー率上昇中!

今日の盤渓山ツアー。晴れの予報が出ている土曜日とあって、他の登山者の方ともたくさん会いました。みなさん足下も様々で、ワカンありスノーシューあり。思い思いの装備で登ってらっしゃいます。なかでも以前と比べてスノーシューをお使いの方が増えている気がしたので、ちょっと数えてみました。その結果。

ツボ足   :1人
スノーシュー:4人
ワカン   :5人

となりました。
まだまだ使われるワカンの底力を感じると同時に、スノーシューの普及っぷりに驚きを禁じ得ません。以前は会う方会う方に奇異の目を向けられたものですが。今や結構一般的になっているのですね。

ちなみに、上の結果には私たちのグループは対象になっていません。せっかくですから加えて再集計。

ツボ足   :1人
スノーシュー:8人
ワカン   :5人

一気にスノーシューがトップに躍り出ます。今日の盤渓山はスノーシューが過半数を占めていたのです。

手軽で安全に楽しめるスノーシュー。もっともっと沢山の方に遊んで欲しいと思います。

ちょっと遅めのバレンタイン

2月17日、盤渓山ツアーの日。山頂に到着し景色を楽しんでいると、参加されたお客様がチョコをくださいました。ちょっと遅めのバレンタインだとか。いくつになってもバレンタインにチョコをもらうのは嬉しいものです。

おいしいチョコ、ありがとうございました!

2007-02-15

切り立った展望の山・盤渓山

今週末札幌で行うスノーシュープログラムの下見に中央区は盤渓山にやってきました。札幌周辺低山は、スノーシュー遊びに適していて、大雪山の麓からわざわざやってくるほど魅力的なのです。

最大瞬間風速31m/sを記録した翌日。吹雪のあとの木々は真っ白く雪化粧しています。広葉樹を縫うように尾根をたどります。

広く見晴らしの良い尾根が続きます。歩いているうちにぐんぐん気温が上がり、一枚脱ぎ二枚脱ぎ。手袋も必要ありません。

途中までは木々に遮られている山容がようやく拝めます。ここまでくれば残る行程はあと30分ほど。どんな山頂が待っているかな?

ちょうど二時間で山頂に到着。盤渓山604m。この山のすごいところは、

山頂の高度感と、

札幌市街の抜群の展望です。やや雲が低くたれこめているのが残念ですが、それはツアー本番に期待しましょう。

2007-02-13

忘れてました

ブログの仕様変更とともにしばらくログインできないでいたあいだに、書き込むのを忘れていましたが、先月の22日と23日にかけて東川町で行われたイベント「アジア民族音楽祭」と「アジア民族体育祭」の写真が、台湾の写真家gioiaさんのサイトで公開されています。場所は旭岳温泉ですが、写っている人が違うと、日本じゃないみたいですね。

2007-02-11

新ひがしかわホームページ

東川町のホームページが四月から新しくなるのに伴い、商工会と観光協会も一体化したウェブサイトができることになりました。そこで私ども山樂舍BEARも、この新ホームページに出店することにいたしました。もちろん現在のホームページもこの「スタッフノート」もいまのまま継続しますので、これまで利用されている方には関係ありませんが、われわれのお仲間になっていただけそうな人たちに対して、もう一つ入り口を増やすことになります。より充実したサイト造りに今後とも取り組んでいきたいと存じます。

2007-02-10

冬の夕暮れ

見渡せば雪原しかなかりけり。裏の小丘の冬の夕暮れです。

お客様と姿見コースを歩いた帰り、大雪山を遠望したいというリクエストがあり、ちょっぴり寄り道をすることにしました。道路脇に車を停めてスノーシューで歩くこと20分ほど。広い雪原に到着します。

残念ながら山は厚い雲の下でしたが、太陽が沈み行く方向には青空に綿雲が浮かんでいます。

そして日の入り。標高1600mから降りてきたばかりの私たちには、下界の気温は暖かで、じっと待っていても寒さは感じません。

夕焼けの空とそれを映す雪原。雪の中の夕景はあたりがほんのりオレンジに染まります。

こんな景色が見られるなんて、寄り道した甲斐がありましたね。

雪と戯れる

フカフカの深雪を見ると、思わずその中に分け入りたくなるのは、ごく一般的なこと。そして新雪の中に分け入ったら、そこに寝ころびたくなるのは更にごく当たり前のことです。人間の本能です。

こんな風に!体全体で雪の感触を楽しむには、雪に飛び込むのが一番。冷たさも柔らかさも何もかも感じとることができます。

そこから見上げた空は、一段と青く見えることでしょう。

雪の上に大の字に寝る。ご一緒にいかがですか?

2007-02-09

深雪の姿見

冬に姿見の池を散策することはよくあるのですが、今日ほど積雪が深かったことは今までありませんでした。だいたい姿見は強風が吹き付ける吹きっさらしで、雪は風に飛ばされるか固められるかのどちらかになるのですが、今日はそのどちらでもなく。

駅舎を10mばかり離れると、一歩踏み出すごとにここまで埋まるようになります。ちょっとわかりにくいかな・・・?

離れて見るとこんな感じです。腰のあたりまで雪で来ているのがおわかりでしょうか?しかもこの雪が堅くて重いんです!ぐさ・めり・ずぶ・ぐさ・めり・ずぶずぶ。と音をさせながら歩くことになり、砕氷船にでもなった気がします。

ほんの少し歩いただけでぐったり疲れてしまいました。やっぱり雪はふわふわに限ります。

2007-02-08

登って登って、見えるものは?

天人峡温泉の入り口にある上忠別山に行ってきました。地形図で見る限り、ポン化雲岳を中心に、旭岳からトムラウシあたりまでの展望が期待できそうな山です。

スノーシュー散策によく使われる胡桃沢から登り始め、すぐに尾根に取り付きます。

目指す山頂まで標高差は約600m。積もりたての雪に飾られた木々に心癒されながら登ります。とにかく登ります。延々登ります。

傾斜が緩くなると山頂は間近。尾根も広くなり、木もまばらになり、これでガスが無ければ・・・

山頂は他より一段小高くなっていて、いかにも見晴がよさそうです。視界はまったく効きませんでしたが、方位角にして10°~160°まで何にも遮られることなく開けていました。どんな景色が見えるのでしょう。

下山時、一瞬のガスの切れ間から忠別湖が見下ろせました。山頂からもさぞかし素敵な眺めが楽しめるはずです。

2007-02-06

多国籍企業化計画

一昨日行われたコンパス講習。全部で5名のご参加をいただいたうち、なんと札幌からいらしたお客様が3名と、過半数を占めました。いつもは旭川近郊の方がほとんどなので、これは珍しいことです。

うむむ、これは我が山楽舎BEARが旭川・東川の地場産業から北海道を代表する企業へと脱皮をとげる第一歩なのかもしれません。そしてゆくゆくは日本全国から集客を果たすようになり、気がつけばマクドナルドのように全世界に支社・支店を持つ多国籍企業に・・・

なんて妄想はともかく。

遠くから近くからいらっしゃってくださるお客様への感謝の気持ちを新たにした日曜日でした。

雨・・・?

タタン・タタン・タタタン・・・

窓の外から変な音が聞こえてきて目を覚ましました。うっすら予感はしたものの、カーテンを開けてみてびっくり。なんと雨が降っているではありませんか。2月初旬に雨とは・・・。一番冷え込む時季なのですけど、いったいどうしちゃったんでしょうね。

近くの低山に下見に行く予定でしたが、取りやめにしました。こんな日は事務仕事をするに限ります。なにかと急ぎの仕事もあることですし。

そろそろ、たっぷりの雪とキーンと肌を刺す冷気にまみれてみたいものです。

2007-02-04

御大登場

一部では“まぼろしの代表”とも囁かれている、山楽舎BEAR代表・佐久間。1年に何度もツアーにご参加くださる常連さんですら、最近では会うのが難しく、ほとんど希少種のようになっています。

その“まぼろし”が、満を持して今日のツアーにやってきました!
今日の参加者の皆さんは、おみくじで言えば大吉を引いたようなもの。もしくは年に一度の御開帳に立ち会えたようなものかもしれません。

きっとこれから良いことありますよ!

2007-02-03

少雪、あまりにも少雪

雪が少なく、暖かい日が続いています。東川町のキトウシ森林公園では、ところどころ土の地面が見えているほど。写真だけ見るととても2月とは思えません。このままフキノトウでも出てきて春になってしまうのではないかと心配になってしまいます。

気象庁のデータによると、今日2月3日時点での旭川の最深積雪は49cm。ここ10年で最小の数字です。平年値は73cmですから驚くほど少ないことがわかります。

今日の気温も最高で2.0℃。プラスの気温なんですから、せっかく降った雪も溶けてしまうのもしょうがありません。

旭川近郊の低山を楽しむには、もう少し寒くてもう少し積雪があるほうがいいのですよね。こんこんと降れ!

2007-02-02

初体験

昨夏、旭岳をご案内したお客様から、とあるものが送られてきました。到着した小包を開けると、同封のお手紙には「オツマミです」と書いてあります。早速がさごそと包装を解くと、
タッパーには美味しそうな佃煮がぎっしり。これはご飯がすすみそうです。

何の佃煮かなー。
ん?
この飛び出てるのは・・・もしかして足?

よくよく見ると、えーと、イナゴ?

イナゴの佃煮・・・話には聞いていたものの、実際目にするのは初めてです。一瞬躊躇しましたが、食べた感じはごくごく普通の佃煮なんですね。

美味しくいただきました。ごちそうさまー。