2007-04-12

長い、長いよ、夏山より!

朝起きると窓の外は真っ白。だーっと雪が降っています。今日は大麓山への下見の日。天気が悪いのは予想通りなので気にせず出発するも、美瑛を越えたあたりから猛吹雪でどの車もライトを着けてノロノロ運転です。これ以上悪くなるとちょっとつらいなあ・・・。

歩き出しは当然雪の降りしきる中。景色は見えませんが、がんばっていきますか。

長い長ーい林道歩き、長い長ーい樹林歩きを経て、標高1100mあたりまで来ましたら。
おお、あれはもしや大麓山ではないですか!朝の吹雪がウソのように青空が広がっていました!かなりの距離を歩いてぐったりとなりかけていましたが、これで最後の一登りをする気力が湧いてきましたよ。

最後の登りはダケカンバや、

エゾマツの樹氷を愛でながら。まさか今日こんな色の空を拝めるなんて・・・。全く期待していなかっただけに嬉しさもひとしお。

そしてついにようやくやってきたぜ大麓山山頂。下ホロカメトックがすぐ目の前に。

トウヤウスベ越しの十勝連峰。富良野岳を中心に。

あまりゆっくり景色を楽しんでいる余裕もないので、5分ほど写真を撮って名残惜しくも下りにかかります。そしてまた長い長ーい林道歩きやら樹林歩きやらを経て、下山時刻は17時20分、所要計7時間40分。今日歩いた距離はヘタすると夏山より長いですな。

帰り際、山部へ抜ける道すがら。夕日に染まった大麓山。あんな遠くまで歩いたんだなあ。がんばったがんばった。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

いいですね、大麓山。下ホロカメットクを見下ろさないところが、またいい。
モンスター樹氷には遅かったのでしょうか。

土栄さん、晴れ男に変身ですね。本番でも青空をバックに望みたいところ。

それにしても所要7時間40分ですか。雪の状態はどうだったのでしょう?

また、スキー、スキーシューには向いていますか?

DOEI Takuma さんのコメント...

樹氷はありましたが、モンスターというほどではありませんでした。
せいぜいミニラくらい?

雪はちょうど積もったばかりでやや重かったのですが、埋もれるほどではありませんでした。
18kmもの道のりですから時間がかかるのはやむを得ないですね。

山頂直下の急登をのぞけば、スキー・スキーシューには最高の山だと思います。
特に下りは楽できるでしょうね。