2007-12-11

九州山行1日目 福岡

11月24日(土)晴れ

あれやこれやの雑事を終え、北海道を後にすべくようやく飛び乗った飛行機は新千歳空港発福岡行き。屋久島に行くには鹿児島空港を利用するのが一般的かと思いますが、あえて福岡経由にしたのはチケットが断然安かったから。出発直前に予約したにもかかわらず、その代金なんと20500円!遠く離れた地に感じていた九州が一気に身近に感じられるようになります。

久々の飛行機は当然窓側の席。日本海を飛ぶことになるので、下界の景色を見るために進行方向左側を選びました。それこそ子供のように窓に顔を押しつけて眺めに見入ってしまいます。

北日本を中心に雲の多い日でしたが、 ところどころで高い山の頭が飛び出しているのが見えます。はるか遠くには富士山が見えていました。わかるかな?

14時15分福岡空港着。所要2時間30分で到着です。福岡空港の気温は17℃。新千歳空港との気温差は15℃だとか。雪だって見あたらないし、並木は紅葉真っ盛だし、さすがは南の島。道行く人がみな冬の装いをしているのがちょっと愉快です。こんな暖かいのにダウンとか!

地下鉄で博多駅に出て、バスセンターの特大コインロッカーに荷物を預けます。身軽になって福岡観光といきましょう。許された時間は鹿児島行き夜行バスが出発するまでの9時間です。さて、どこに行こうか・・・

なんて迷うこともなく、見て回るのは登山用品店やアウトドアショップに決まっているのでした。博多・天神近辺の店をあらかた回りつくします。飛行機に持ち込めなかったガスカートリッジはここで手に入れておかなければ。

晩ご飯は福岡在住の友人と。福岡らしい店をリクエストするも、土曜日で3連休中日でしかも給料日直後ということで、どこもかしこも満席です。流れ流れて宮崎地鶏のお店に行き着きます。福岡らしくは決してありませんが、九州らしい店だからよしとしましょう。炭火でいただく地鶏は美味でした。

移動と観光で疲れた体を癒してくれる今日の寝床、夜行バス。これから鹿児島までの6時間、イスで寝苦しい時間をゆらゆら過ごすわけです。そんなまだるっこしいことしないで最初から飛行機で鹿児島に向かえよ!という声が聞こえてきそうですが、まさにおっしゃるとおり。まともな旅行者なら皆そうするに違いありません。でも、旅の雰囲気にどっぷり浸るにはこっちの方が適しているのです。

カナダでは13時間半バスに乗り続けたなあとか、インド・ネパール国境越えのバスは1泊2日9時間半+7時間半の行程だったなあとか、そんなことを夢うつつに思い出しながら旅の1日目は更けていきました。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

宮崎の地鶏も旨そうだけど、隣のはアユの塩焼き? そっちの方が旨そう!

DOEI Takuma さんのコメント...

そうです、鮎の塩焼きです!
私は生まれて初めて鮎なるものを食べました。
炭火でじっとりと炙られる鮎・・・
お酒がすすむこと!