2008-03-04

富良野岳ジャイアント尾根を何故かスノーシューで

最近旭川近郊の低山ばかり登っていましたが、たまにメジャーなコースを、ということで今日は富良野岳ジャイアント尾根をたどってきました。

駐車帯から見る北尾根(左)・ジャイアント尾根(右)は青空の下。さすが有名どころだけあって、駐車帯は車で埋まっています。

今日はまったくラッセルする必要はありませんでした。きれいに踏み固められた道をありがたく使わせていただきます。

楽々標高を上げていくと、やがて左右の視界が開けて旭岳が望めるように。景色が見えると自然歩くペースも速くなります。

さらに登って旭岳とは反対方向。きれいな針葉樹の麓へ向けて尾根がすーっと延びていきます。

森林限界を越えると十勝岳がすっきりと見通せるようになります。噴煙がまっすぐ立ち上っているのを見てもわかるように、今日はほとんど無風状態。日射と相まって汗だくだく。

ベベルイ川源頭部には幾筋ものスキーの跡が残されていました。気持ちよさそうな斜面ですね。

今日は一日で12人もの人と行き会いました。いつも誰もいないような山ばかり登っているので、こんなにたくさんの人と会うと新鮮な気持ちになります。ここでストックをピッケルに持ち替え、最後の一登りに取りかかりましょう。

急登をぐいっと登ると、目の前に富良野岳が待っています。ちょっと雲が出てしまったのが残念ではありますが、展望に恵まれた一日と言えるでしょう。

ホコ岩から気持ちよさそうに滑り降りてくる人たちを羨ましげに眺めながら、どうして今日スキーではなくスノーシューで来てしまったのだろう、と自問自答を繰り返す下山となりました。

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