2009-01-08

和刈別から雄大な風景を

穏やかな天気が続いています。今日みたいに太陽が出て風もない日は下見をするに如くはありません。そんなわけで和刈別に行ってきました。

高規格道ができてからすっかり寂れてしまった北見峠がスタート地点。まずは雪に覆われた車道を歩きます。雪質は若干重く、そしてスキーでも脛まで潜るくらい深く、これは結構歩きにくい状態です。

30分ほど車道を伝い、最初の目印はこの鉄塔。北見峠からも見えている高い高い塔です。ここで道をはずれ、だだっぴろい尾根へ。あまりに真っ平らなので、吹雪いていたりして視界が悪かったら相当わかりにくいことでしょう。

お、正面にどっしりとした山が見えました。天狗岳と有明山ですね。山頂部に若干雲がかかっていますが、それでも見事な山容です。

北見峠から山頂までは標高差260m程度。ほとんど登りらしい登りもなく、ゆるゆる歩いて山頂直下。ダケカンバの若木が雪を被り、背後から陽光が射し、なんとも幻想的な風景を作り出していました。

2時間弱で山頂到着。これだけ真っ平らだと、「山頂」と言っていいのかわかりませんが。 まあ取り合えずここが目的地なのです。

真っ平らな山頂でも、景色は抜群。ほら。さっきも見えていた天狗岳と有明山がよりすっきりと姿を現しました。雄大ですねえ。右手の方に視線をやると、文蔵岳の裾野も見えます。残念ながら上部は雲で隠れていましたが、それはツアー本番のお楽しみに取っておくことに・・・。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

あ~、気持ち良さそう。
峠の反対側のチトカニウシの眺めも良さそうですね。

DOEI Takuma さんのコメント...

チトカニウシ方面は木々に遮られる感じで、
むしろ北見峠からの方が良く見えます。
登山口の方が良く見えるなんて面白いですよね。