2011-11-28

大雪山四景

今日はとても良い天気でした。山もきれいに見えていましたね。13時から15時まで宮城山行報告会を開催していましたので山に登ることはできませんでしたが、その前後の時間を利用して写真を撮ってきました。

12:35 東川町

15:22 東神楽町

15:44 旭川市

16:12 旭川市

山そのものは不変ですが、少し場所が変わるだけで見え方が変わり、少し時刻が変わるだけで光の当たり方や色合いが変わります。つくづく面白いものです。

みなさんはどこから見る大雪山がお好きですか?きっとそれぞれお気に入りの場所があるのでしょうね。

宮城山行報告会

先日お知らせしたとおり宮城山行報告会を行いました。

宮城の山・観光・グルメ・お酒、そして震災被害について、スライドを用いてお話ししてきました。

一般の方に告知したわけではありませんので、ご参加全11名さまのこぢんまりとした会になりましたが、震災後の宮城に興味をお持ちの方々に、宮城の現状と私たちの気持ちにをお伝えできたことは大変意味があったと思います。ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。

東北地方への山行は来年以降も続けたいと思っています。

2011-11-19

「宮城山行報告会」 開催のお知らせ

私たちが実際に見てきた宮城の様子を、たくさんの写真を用いてご報告します。宮城の山・観光・グルメ・お酒、そして震災被害についてお話します。
宮城の「今」をぜひご覧ください。

日時:2011年11月28日(月)13:00~15:00
会場:道の駅 ひがしかわ「道草館」二階会議室
上川郡東川町東町1丁目1番15号
0166-68-4777
料金:無料

詳細ダウンロードはこちらからどうぞ。


「登山者のための手話入門」 開催のお知らせ

あなたのまわりに耳の聞こえない方はいらっしゃいますか?あるいは今までに耳の聞こえない方を見かけたことはないでしょうか?耳が聞こえないことは日常生活に大きな不便や不都合をもたらします。それが山の中であれば危険ですらあります。もし、あなたがほんの少しでも手話を知っていれば、そんな方々にとって大きな助けとなります。

そこで、手話や手話を必要とする聾者について理解を深めるため、手話入門を下記の通り開催します。日常会話などの簡単な手話および、登山で使える手話単語などを学びます。全三回で参加費は無料。旭川市から専門の手話講師を派遣していただきます。

少しでもご興味をもたれたらぜひご参加ください。楽しく手話を学びましょう!




講座:登山者のための手話入門

内容:
日常会話などの簡単な手話・登山で使える手話単語

月日:
第1回:12月08日(木)2階会議室3
第2回:12月16日(金)3階映像スタジオ
第3回:12月22日(木)2階会議室3

時間:各日19:00~20:30

会場:
旭川市障害者福祉センター・おぴった(無料駐車場あり)
〒078-8329 旭川市宮前通東4155番地30
TEL:0166-45-0750
MAIL:opitta@potato3.hokkai.net

会費:無料
申込:土栄までお電話かメールでご連絡ください
締切:12月07日(水)

詳細ダウンロードはこちらからどうぞ。

2011-11-15

夏山ツアー終了

一昨日の南ペトウトル山ツアーをもって今年の夏山ツアーが全て終了しました。ご参加くださった全てのお客様に深く感謝いたします。ありがとうございました。

12月以降のツアー日程は今週中に完成する予定です。道内在住のみなさまには予定表を郵送でお送りいたします。そうでないお客様はウェブサイト上でご覧になってください。

今日は里でも朝から雪が降り続いています。スノーシューシーズンはすぐにやってきます。今年も一緒に楽しみましょう。

食べに食べた11月の山行

いつもは下山したら真っ直ぐ帰途につく山楽舎のツアーですが、たまには趣向を変えてみましょう。のんびり低山歩き+温泉でさっぱり+美味しいお食事。その土地その土地を丸ごと楽しむ一日です。着替えとお風呂セット必携で!

という謳い文句で始まった「低山クラブ」 なるプログラム。11月に3回催行されましたが、企画段階で想像したよりもはるかに満足感が高かったのは嬉しい誤算でした。

第一に、いろいろ下調べするのが楽しいのです。お客様のお顔を思い浮かべながら、こんなお店はどうだろう、喜んでもらえるだろうかなどと考えるのはとてもワクワクするものです。第二に、いつもよりもたくさんお客様とお話できるのもまた楽しいものです。山で歩きながら、あるいは車を運転しながらではなく、コーヒー片手に談笑するほうがいいに決まっています。第三に、今まで知らなかった美味しいものが食べられます。たとえば・・・

11月4日黄金山の帰り道。滝川市にある天然酵母のパン屋さんパネトーネ。

住宅街のただ中にある民家を改装したお店です。

パンプレートセットに

デザートを追加して、

最後はコーヒーで締め。

11月12日坊主山の帰りに寄った、むかわ町穂別地区のCafe木蓮。

とろけるチーズが入ったオムレツカレー。

それぞれ異なる器で供されるコーヒー。

11月13日南ペトウトル山の帰りに寄った鹿追町のカントリーホーム風景。

暖かな感じがする店内。

風景セットに風景の牛乳を追加。

オリジナルブレンドコーヒーには手作りようかんつき。

寡聞にして知りませんでしたが、実は超有名らしい自家製ヨーグルト「でーでーぽっぽ」セミスイートをお土産に購入。濃厚でなめらかで甘くて美味。

わずか10日のうちに、しかも低山しか歩いていないのに、こんなに美味しいものばかり食べてていいのでしょうか?

ご参加くださったお客様にもご好評をいただいていますので、「低山+温泉+食事」プログラムを今後も続けていこうと思っています。次の機会にはぜひどうぞ。

2011-11-14

いただいた写真

ツアーにご参加くださったお客様から写真をいただきました。いつも撮るばかりで自分の写真がないだろうと慮ってくださったようです。たしかにその通りで、年間2万枚以上撮るうち自分が写っているのはせいぜい10枚くらい。佐久間の写真はたくさん撮るのですが・・・。とても貴重な一枚になります。ありがとうございました。

2011-11-10

深山峠の夕景

奥佐幌岳からの帰り道。上富良野町から見える十勝岳があまりにきれいだったので、その先にある深山峠に立ち寄って山景色を見ていくことにしました。時刻は16時少し前。ちょうど日が沈みつついく頃合いです。

深山峠の展望テラスに立った瞬間、目の前に広がるこの景色。ゆるやかに波打つ丘陵が茜色に染まり、その上に山並みが長く連なります。頭に被った雪を夕陽が照らしています。静かで大きな夕景です。

駐車場の脇に季節はずれのタンポポの綿毛。今日も良い一日でした。

2011-11-09

積雪情報:旭岳2

11月にしては雪が少ないように感じたので、いつもの通り同時期の写真で比較してみます。

2011年11月09日

2007年11月10日

ほぼ同位置から見た旭岳。2011年はまだ植生が見えていて遊歩道もはっきりとわかります。2007年は谷地形はまだ埋まりきっていないものの、一様に雪が積もり、歩いた跡がしっかりできています。遊歩道沿いの鉄杭も隠れているようです。

2011年11月09日

2010年11月07日

2011年は遊歩道上の石が雪に隠れきっていません。2010年はすでにスノーシューで歩けるほどの深さがあります。

やはり少ない旭岳の積雪です。

積雪情報:旭岳1

久々に旭岳に登ってきたので、姿見駅から旭岳山頂までの積雪状況をお知らせします。例年よりかなり少なめです。

姿見駅前。うっすらと雪が乗っている程度で、遊歩道は完全に判別がつきます。ただ、新雪の下に氷の層ができているので歩行には注意が必要です。駅から姿見の池までは、山頂までの間で一番危険な箇所と言えるでしょう。

5合目姿見の池。池は凍っているように見えます。その上にさらっと新雪。

6合目。姿見の池を越えると氷の層がなくなり、はるかに歩きやすくなります。積雪は吹きだまりでも踝程度。それ以外では靴のソールが隠れるくらい。

7合目。エビのしっぽもかなり控えめ。吹きさらしでは全く雪がない箇所もちらほら。

8合目。7合目とほぼ同じ状態。

9合目。8合目を過ぎてトラバースに入る直前がやや氷化していて、慣れない方にはアイゼンが必要。とはいえ6本爪で充分な程度です。距離も短く、すぐに地面が露出するようになります。

旭岳山頂。積雪は足首程度。さすがにそれなりに雪は着いています。山頂標識には着雪なし。

慣れている方ならツボ足で危険なく登れます。不安な方は8合目から軽アイゼン着用をお勧めします。4本爪より6本爪の方が良いでしょう。

一番危険なのは前述したように姿見駅~姿見の池までの遊歩道です。氷の上に新雪が乗っています。特に姿見の池から駅に向かって下る急な階段にはくれぐれもご注意を。

2011-11-04

黄金山の管理

久々に訪れた黄金山。この山は地元の山岳会の方たちが管理されているようですが、その素晴しさにいつも感心してそして感謝してしまいます。

登山口にある立派なトイレ。いつもいつもきれいに掃除されていて気持ちよく使うことができます。北海道の山にあるトイレで、ここまで管理が行き届いているものが他にあるでしょうか。

最新の情報提供も。強調したい部分を赤字にしてしまい、日焼で見えなくなっているのはご愛敬。注意しなければならないことは伝わってきます。

山頂までの間、200mおきにつけられた標識。

そして、3年前最後に訪れたときには無かったはずの階段。黄金山は後半急登になり、ものすごく滑りやすい箇所が連続して現れます。そこに階段が作られていたのです。

登山道脇には材料が置かれていました。補修などに使うのでしょう。

山頂北側が崩落していて、そこに危険箇所を示すロープが張られていました。

登山口近くの、これまたよく滑る急坂には土を削って階段が作られていました。

みなさんも黄金山を利用するときには、管理に携わるみなさんのことを思い起こしてみてください。そしてぜひ、敬意と感謝を胸に山頂に立ってほしいと願います。

2011-11-03

三国山からのパノラマ

宮城山行を終え、最初のツアーの目的地は三国山。11月としてはあまりに暖かく、そして素晴らしいお天気。せっかくなのでパノラマ写真を作成しました。

表大雪を中心に、右に北大雪、左に東大雪。雪は表大雪にわずかに見られるのみ。東大雪にも北大雪にもほとんど雪はなく、10月に積もった雪が全部溶けてしまったようです。まるで9月の山を見ているかのような気になってしまいます。

初雪は早くて多かったのに、その後が暖かすぎたんですね。おかしな気象です。

2011-11-02

宮城山行のおみやげ

今回の宮城山行は、震災からの復興に微力ながら役立ちたいという想いから催行されました。佐久間と私二人が行くだけでも宿泊や飲食で多少はお金が動きますし、北海道にいるとどこか他人事の気がしてしまう震災を我がこととするためには実際に被災地に立たなければならないと思いましたし、そして何よりも仙台在住のお客様たちと登山をご一緒することでなにがしかの気晴らしになればと思ったのです。

そんな私たちの想いに賛同してくださった方々がいらっしゃいます。今回宮城山行を催行するにあたって、参加はできないけれども支援の気持ちをお持ちな方に向けて「お土産代理購入プログラム」なるものを考案しました。詳しくはこちらの下部をご覧いただくとして、要は「みなさんの代わりに現地でお金を使ってきますよ」というものです。文字通りお土産購入に使ってもらうもよし、佐久間と土栄の宴会費としてぱーっと使わせていただくもよし。そんなプログラムに全8名様がご賛同くださいました。

お土産購入をお選びくださった大塚氏にお渡しに伺いました。写真使用の承諾はいただいていませんが、ノリノリですしおそらく問題ないでしょう。不都合があればご連絡ください。

今回お土産を選ぶにあたって三つの条件を考慮しました。
・金額:お渡しいただいた金額に近づけること
・産地:宮城県各地にばらけさせること
・人柄:独身男性にはすぐ食べられるものを、料理の得意そうな方には素材系をなど
そんな条件のもと、選びに選んで厳選を重ねたお土産たち。

まずは地酒。加美町産。

次にぶり生姜煮。気仙沼市産。

さらにこいくちしょうゆ。石巻市産。

最後に海藻練うどん。白石市産。

これだけ買って設定金額からプラス2円で納めました。産地もバラバラで、今晩すぐに食べられそうなものばかり。自分の買い物上手ぶりが怖い・・・。どうですか、大塚さん?

最後にもう一度お礼を。お土産代理購入プログラムにご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました。震災に対するみなさまのお気持ちはきちんとお伝えしてきたつもりです。復興にはまだまだ長い期間が費やされます。これからも末永いご支援よろしくお願いいたします。